昔から気づいていた天井からの不気味な音。そして、じいちゃんに連れて行かれた結果

8d82c5ee

 (株)エンタメを いいねして
最新情報をGET!




これは俺が10年以上前に体験した話。

当時僕は田舎にある実家に住んでいた。実家は古くから立つ日本家屋ではあったが、あたり一面に田んぼがあるほどのド田舎という以外は、ごく普通のどこにでもあるような家だ。

大学も卒業したというのに、仕事も見つけずだらだらと過ごす毎日。親には毎日のように非難を浴びせられていたが、じきにあきれられ、ほとんど放置された状態になった。

今思うと人生で一番最低な時期だったと思う。ある日、蝉の声を聞きながら、いつもの様に縁側でぼーっとしているときだった。

「マサ。」

名前を呼ばれて振り向くと、縁側を隔てたすぐ横の部屋にじいちゃんが立っていた。よれよれのランニングシャツに、らくだ色の腹巻と股引き。

漫画から飛び出したような、まさに「じいちゃん」的な格好をいつもしている。

このじいちゃんは昔から俺に様々な体験をさせやがった人で、正直只者ではない事はガキの頃から知っていた。

じいちゃんは俺の向かい側に腰掛けた。

じ「お前、就職せんのんか?」

俺「するよ、近いうちに。」

じ「はっ、嘘をつけ。一生親のすねかじりになるつもりじゃろうが?」

俺「ばれた?」

じ「おいマサ、この田舎には本当に必要とされとるやつか、バカのどっちかしか住んどらん。お前はどっちでもないから遠方へ出て働け。」

俺「なんじゃそらww」

じ「お前のために言っとるんじゃ。」

その時のじいちゃんの目が異様に怖かった。話してる声はいつもの優しいじいちゃんなのに、今まで見たことないくらい鋭い目が俺の間抜け面を捕らえた。

その時はまだじいちゃんの言いたいことがわからなかった。

その日の夜、夕飯を食べ終わって俺は居間でソファーに腰掛け、アイスクリームを頬ばりながら巨人戦をみていた。

「マサ。」

またじいちゃんが話しかけてきた。相変わらず昼間と同じ格好をしている。


↓ 記事の続きはこちら! ↓



記事が気に入ったら、
ページにいいね!
▼▼▼